函館の旅 1日目


いよいよ函館の旅が始まる
セントレアまではマイカーで
名古屋南ジャンクションで知多縦断道につながったかのニュースを小耳に挟んでいたが
結局は、大府で外に出てから入り直さなければならなかった


11時発AIRDO運航便で函館へ
早めに着いたので、初めのうちは人影もないくらいだったが、次第に搭乗者が集まってきて、ほぼほぼ満席に近かった。

水平飛行にかかった頃、機長からのアナウンスがあり、右手に見えるのは富士山ですと紹介があった。
函館空港に着陸するときにはガツンと衝撃があったが、まあ順調な飛行だった。

到着してから、移動する前にまず腹ごしらえをしようとターミナル3階へ。2つの店があったが、一方はカフェっぽかったので、1854HAKODATEというレストランに入った。

自分はあまり腹も減ってなかったので、塩ラーメンにした。久々のラーメン。
空港からトラピスチヌ修道院、五稜郭タワーを経由して函館駅行きのバスが出ている。大回りはするが、途中停車が少なく観光客向けのもの。
バスを降りるとき、運転手さんから修道院南側の市民の森売店で使えるソフトクリームの割引券を渡された。
さすが観光地。

荷物はあるが、トラピスチヌ修道院で途中下車。
門を入ると雄々しいミカエル像が対峙していて、さらに聖母マリア像が迎えてくれる。
その奥には、修道院が見える。


ルルドという南フランスの洞窟を模したものもある。かつて、ルルドの洞窟で少女は聖母のお告げを聞き、手で穴を掘ると泉が湧き、人々を助けたとか。

前庭の石段を上ると、修道院が静かにたたずんでいる。かすかに、シスターが修道女に話す声が漏れ聞こえてきた。
塀の向こう側は、敬虔な修道女たちの生活の場なのだ。

そのあと、資料館では、修道院の成り立ちや修道女の生活の一端を知ることができた。

   資料館の中にある売店で、手作りのクッキーを買った。5枚入りでプレーンは380円、ココナッツが400円。
レシートには、「ありがとうございます しあわせをおいのりいたします」とある。

ああ、世界では、新型コロナやサル痘の蔓延が人々を脅かし、さらにロシアがウクライナを攻撃するなど、心穏やかならぬ事態が起こっている。

そのあと、市民の森売店でソフトクリームを食べることにした。
市民の森にはあじさいが植えられており、7月も終わろうという時期に、まさに満開であった。
 
市民の森売店でソフトクリームを買った。
一口目でその味にびっくり。これって、チーズが入っている? 何とも濃厚な味!

お店の人に聞くと、チーズは入れられていが、製法に工夫が凝らされているとのこと。

この後も函館でソフトクリームを食べる機会はあったが、このときの味が衝撃的で、これ以上のものに出会った記憶がない。

今を盛りと眼にも鮮やかに咲き誇るあじさい。修道院の正門に向けて道路沿いに見事に咲いていた。
日差しは強いが、風は爽やか。日陰に入れば涼しいくらい。

先ほど利用した観光地経由特急バスの1時間遅れのものに乗り函館駅に向かう。
五稜郭タワーのすぐ近くに止まることがわかった。観光客には利用価値がある。

駅前からホテルまで歩いて10分ほどだった。

こんな時期なので、フロントでは手指消毒、検温のあと、間隔を空けて並びチェックインをするようになっていた。

チェックインをすませて一息ついてから、函館山への行き方や過ごし方を検討した。

函館山ビューの部屋というのがうたい文句だったが、一番外れの部屋で、国際ホテルが山の中央部までの視界を遮っていた。

とはいえ、函館山の展望台までしっかり見えた。

ロープウェー乗り場までバスで行き、ロープウェーを利用するか、山頂まで行くバスで直行するか。一番早く行けるのが、直行バスのようで、バスセンターに向かった。出発時刻の30分も前なのにすでに人が集まってきていた。
なんとか座れたが、出発時にほぼ満席。
早目に行動し始めてよかった。

このバスは、乗車専用。山頂まで降りられないシステムになっていた。
     
 
 山頂からの眺めは素敵だ。
まだ日が高いのに、展望台には人がどんどん集まってきていた。
夜景に変わるまでの時の流れをゆったりと感じた。
街の明かりがポツポツと灯り始めた頃、下の階のレストランにいくと、15分も待てば展望席で食事ができるとのこと。 
席に案内されたときに外を見ると、すっかり夜景に変わっていた。
 レストランジェノバで、自分はカットステーキを頼んだ。こんな景色を堪能しながらゆっくり食事ができるとは思ってもいなかった。
  帰りは、乗車時間が3分だというので、ロープウェーを利用してみることにした。長い列があったので、待ちを覚悟していたが、最初の便に乗り込めてしまった。(一度に100人乗れるのだとか)

ロープウェーを下車して、バスに乗ろうとすると、30分以上の待ち時間。効率を考えてタクシーを利用することにした。

レストランでは、ドリンク類を我慢していたので、コンビニで下ろしてもらうことにした。歩くことも覚悟していたが、なんとホテルのすぐ隣だった。

部屋に戻って、コンビニにあった「夜景」ワインをたしなんだ。
 
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