通りがかりに、素敵な花に出会うことがある。 通りがかりに、素敵な花に出会うことがある。 どんな人が育てているのだろうか。 とっても花を愛している一日がいない。 花泥棒は罪にならない。 そんなことを言った人がいた。 でも、丹誠込め手育てた花なら、 愛でてもらうのはうれしくても、 切り取られたら悲しいに違いない。 |
去年も、この花の美しさに心奪われて せめてもと、写真に撮った 筈だった。 ところが、残念なことに、写っていなかったのだ。 そのことに気づいたときには、この花はすでにしおれかけていて 一年待たねばならなくなった。 まさに、花の命は短いのだ。 そして、とうとう、その花が満開の時期を迎えた。 今年こそと、気を落ち着かせてシャッターを切った。 |
自然は待ってくれない。 刻一刻と姿を変えていく。 つい先日までは、まさに「目に青葉…」という一節を思い出させるような 目が覚めるほどの爽やかな新緑だった。 それが、今はどうだろう。 山面には黄色っぽい花が一面に咲き出した。 カメラに収めることは難しいけれど、 私の心のフィルムにはしっかりと焼き付いている。 でも、あれは何の花なんだろう。 ほら、左手にある白っぽい建物を囲む黄色い花ですよ。 遠く、右手の山肌にも咲いていますよ。 |