さんぽ道で

朝、犬を連れてさんぽに行く。
ほんの一月前までは、草がわずかに芽を出す程度だったのに
今は、春を盛りと花が咲いている。
野草も、果樹も、
あでやかさを競っている。

あでやかさ?
まあ、これも野草のあでやかさかもしれない。

カラスノエンドウがびっしり咲いている。「わたしの居住権を認めろ!」と言っているようだ。
春の野の花、やはり代表格はレンゲ。



レンゲのジュウタンがいいのだけれど、最近はずいぶんへってきました。
ここはまあ、あぜ道のレンゲでがまんして…。
道ばたの草の代表格、ぺんぺん草。またの名をナズナというとか。
ナズナも今は、しっかりと実を付けてしまった。
今日は、4月の23日
春だ春だといっても、盛りは過ぎて、実を付ける草も増えてきてしまった。
まあ、それもいいものだと、最近は思う。
自分が、それなりの年齢に達したからだろうか。
つい先日まできれいに咲いていた菜の花も、
今は実になりつつある。


時は足早に進んでいく。
だからこそ、その瞬間、瞬間をしっかり味わいたいものだ。

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