いつも通る道の木が
薄黄色の花をいっせいにつけた。
花がいっぱいついていて
花がいっぱい落ちる。
夜道を駅から帰るとき
たまたまその道を通りかかった。
花の絨毯を
そっと踏みしめた。
そして、初夏を迎えると
花は実になった
このケヤキ並木は、豊川海軍工廠が完成したときの記念として植樹されたものだとか。
豊川市の広報に載っていた写真が、間に合わせに撮ったもののように見えて
出かけていった。
しかし、しかし、思うようには撮れないもので
今回は、この写真で我慢しよう。
初夏の新緑、夏の濃緑、秋の紅葉、冬の樹形
そのどれもが、私は好きだ。
それぞれの素敵な姿を、今度こそしっかりとらえよう。
並木なら、ここがいいよと、きっと誰かが声を掛けてくれそうな
そんな気がします。
今回は、まずはこれまで。