な・み・き

並木をくるまで走るとき、次から次へと目に飛び込む木々
車を止めて、写真の撮ろうとすると
つい先ほどまでの目に飛び込む景色が姿を消してしまっている。
並木は、歩きながら、走りながら見るものなのかも知れない。

エンジュ1

いつも通る道の木が
薄黄色の花をいっせいにつけた。
花がいっぱいついていて
花がいっぱい落ちる。

夜道を駅から帰るとき
たまたまその道を通りかかった。
花の絨毯を

そっと踏みしめた。

そして、初夏を迎えると
花は実になった




このケヤキ並木は、豊川海軍工廠が完成したときの記念として植樹されたものだとか。
豊川市の広報に載っていた写真が、間に合わせに撮ったもののように見えて
出かけていった。
しかし、しかし、思うようには撮れないもので
今回は、この写真で我慢しよう。

初夏の新緑、夏の濃緑、秋の紅葉、冬の樹形
そのどれもが、私は好きだ。
それぞれの素敵な姿を、今度こそしっかりとらえよう。


けやき1


並木なら、ここがいいよと、きっと誰かが声を掛けてくれそうな
そんな気がします。
今回は、まずはこれまで。

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